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あしあと

    こんな講座ありました(プチ田舎暮らし・田原-かまど炊きごはん-)

    • 更新日:2012年12月15日
    • ID:3559

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    プチ田舎暮らし・田原-かまど炊きごはん- <田原公民館:2012年10月7日(日)>

    「プチ田舎暮らし」は、自然に恵まれた東部地区の環境のなかで、風土と歴史に根ざした食・農・技を体験する講座です。

    安全な食品・環境や自然の大切さを感じ、自然や文化・人との交流を目的に、東部地区の興東・田原・柳生・月ヶ瀬・都祁公民館が連携して講座を開催しています。

    田原公民館では、かまどでのごはんの炊き方を学習しました。

    農業(竹西農園)の竹西隆子さんを講師に招き、かまど炊きの水加減や火加減を学びました。

    田原産の新米で白ごはんと茶飯を炊飯して、まき割りにも挑戦しました。

    講座の様子

    水加減の様子

    羽釜(はがま)に洗った米を入れて、しゃもじで水加減をされる講師。
    手ぬぐいで「あねさんかぶり」がお似合いの竹西さんを見習って、
    全員「あねさんかぶり」にも挑戦してみました。

    かまどでの炊飯の様子

    昔から「はじめチョロチョロ、中パッパ、ブツブツいうころ
    火を引いて、ひとにぎりのワラ燃やし、赤子泣いてもふたとるな」
    という言葉があります。
    これは、「1.はじめは弱火 2.その次に強火でたき 
    3.そのあと少し火を弱める 4.最後にパッと強火 
    5.火を止めて、しばらくフタを取らずにむらしておく」という
    意味だそうです。

    まき割りの様子

    公民館のご近所の方にまき割りのご指導をいただき、
    皆で体験しました。
    まき割りは、体の中心と斧・薪が一直線になるように構え、
    斧の重さを利用して降り下ろし、刃を当てて割るのがコツです。

    火吹き竹の体験

    火吹き竹で空気を送ると早く火をつけることができます。

    出来上がった茶飯

    茶飯は、じゃこと大豆(ほうじ茶で煮たもの)を入れ、ほうじ
    茶で炊き込みました。
    ほうじ茶の香ばしい香りがたち、大豆がふっくらとして美味し
    そうに炊き上がりました。

    茶飯と味噌汁

    白ごはんはおにぎりにしました。前年度の講座で作った味噌と
    季節の野菜で味噌汁を作り、茶飯の試食会を行いました。
    「美味しい」の声が飛び交い、かまどから生まれた食文化の体
    験で、美味しさと一緒にかまどの暖かな炎と煙突からたなびく
    煙に癒され、笑顔で講座を終えることができました。

    参加者の声

    ・これぞ日本食!見直しが必要な現代の食生活に伝えたい食事だと思います。

     美味しい新米ごちそうさまでした。

    ・子どもの頃を思い出して、懐かしく思いました。

    ・素晴らしい体験をさせていただいて感謝しています。

    ・食育にとても参考になりました。日本人の大切な食文化を伝えていきたいですね。