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あしあと

    館長が語る(平城公民館)2026年度

    • 更新日:2026年6月13日
    • ID:16246

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    平城公民館館長

    平城公民館館長の中原 恭輔です。

    新年度が始まり、気がつけば館長として4年目を迎えました。この公民館で4回目の春を迎えることができたのも、多くの皆様と出会うことができ、支えられてきたからこそだと思います。あらためて深い感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

     「公民館ってどんなところなん?」と聞かれることがあります。もちろん生涯学習に関わる講座やグループさんたちの活動の場ではあるのですが、私にとっては“人と人がゆるやかにつながる場所”ではないかと感じています。そのように感じる出来事を少し紹介したいと思います。

     平城公民館の人気の講座に「朝活!週一回公民館で健康づくり(前期)」という講座があります。自由参加で、30分間DVDの映像に従って健康体操をする講座です。申込制ではないので誰でも自由に参加でき、参加できない時でも事前連絡は必要ありません。
    時間も短時間で、誰でも気軽に参加できることが良かったのか、参加者同士の口伝えで結構参加者数も増えてきました。
     ただ、私がこの講座で一番素敵だなと思うのは、体操そのものだけではありません。体操が終わった後、参加者同士で楽しそうにおしゃべりをされている時間です。時には「体操している時間より長いんじゃないかな」と思うほど、話に花が咲いています。

     また、他の参加者の方にさりげなく椅子を用意されている姿も見かけます。誰かに言われたわけでもなく、ごく自然に気遣いができる。そんな雰囲気が、この講座にはあります。

     ご夫婦で参加され、仲良く並んで体操されている姿も微笑ましく、隣の方と「今日は暑いなあ」「最近どうしてる?」と声を掛け合う様子は、まるで昔からの近所づきあいのようです。

     最初は「ちょっと運動でもしてみようかな」と気軽に来られた方が、顔見知りになり、いつの間にか「また来週ね」と声を掛け合う関係になっている。私は、そんな風景こそ、公民館らしさなのではないかと思っています。

     公民館は、何かを“学ぶ場所”であると同時に、人と人とが出会い、つながり、安心して過ごせる場所でもあるのだと、日々感じています。また、“ゆるやかにつながる”という面では、公民館に参加されている方同士がつながるだけではなく、公民館を通して地域そのものとつながっていく、そんな素敵な面もあります。

     例えば、自主防災防犯会や女性防災クラブ、青色防犯パトロール隊などで、日頃から地域の安全を守るために活動されている方々。あるいは、平城さくら食堂(子ども食堂)を応援しようと、畑で育てた野菜を提供してくださる方々。さらに、自治会や自治連合会で地域を支えてくださっている皆さんなど、本当に多くの方々が公民館と関わってくださっています。

     公民館は、単に部屋を貸したり講座を行ったりする場所ではなく、そうした地域で活動されている方々と住民の皆さんが出会い、つながる“接点”にもなっています。

     「地域のために頑張っている人がいる」ということを知るだけでも安心につながりますし、そこから「自分にも何かできることがあるかな」と新たな関わりが生まれることもあります。

     また、公民館利用者の方が地域活動に興味を持たれたり、逆に地域活動をされている方が公民館の講座に参加されたりと、少しずつ人の輪が広がっていく様子を見ると、公民館は“人と人”“人と地域”をゆるやかにつなげる場所なのだと改めて感じます。

     大きなことではなくても、顔を合わせて挨拶を交わしたり、誰かを気にかけたり、「困った時はお互いさま」と思える関係があること。その積み重ねが、暮らしやすい地域づくりにつながっていくのではないでしょうか。

     昔の家の「縁側」のように、ふらっと立ち寄り、少し話をして、顔見知りができ、困った時には声を掛け合える。平城公民館も、そんな“地域の縁側”のような場所でありたいと感じています。

    今年の講座について

    「心と心の触れ合い」を大切に、地域の人々が「つどい・まなび・つながる」場をめざして、さまざまな講座を計画いたしました。

    昨年開催した講座の様子は、「こんな講座ありました(令和7年度)」をご覧ください。

    https://manabunara.jp/soshiki/19-0-0-0-0_28.html

      本年度は人気講座の「平城生涯学習セミナー」や「平城元気サロン」をはじめ、「防災・防犯セミナー」「へいじょう青空絵本のひろば」「親子でアウトドア」「絵本の読書会」「わんどくIN平城」「多世代交流ひろば」「平城おやこチャレンジクラブ」「親と子の理科工作教室IN平城」「へいじょう子どもシネマ」「平城歴史ウォーク」「子どもお天気教室」「男のチャレンジ塾~米粉パンづくり編~」「男のチャレンジ塾~ボッチャ編~」を引き続き開催予定です。

       また、新規講座として、「心を整える文章教室」「公民館開放DAY」「平城囲碁サロン」の新講座も企画しています。楽しみにしていただければと思います。

     皆さん顔なじみになり横のつながりも多くなり、顔見知りから声を掛け合う関係に成長していく風景こそ、“学ぶ場所”であると同時に、人と人とが出会い、つながり、安心して過ごせる場所であればいいなと感じています。


    【最後に】

     公民館には、毎日のようにさまざまな方が来館されます。講座に参加される方、グループ活動をされる方、館内に設置されている“えほんの広場”を利用される方、ふらっと立ち寄ってくださる方等々。。。。その中で交わされる何気ない挨拶や会話、笑顔を見るたびに、「人がつながる場所」の大切さを感じています。

     公民館にはまだまだ人と人とをゆるやかにつなぐ力があるように感じます。「ちょっと行ってみようかな」「誰かと話してみようかな」そんな気持ちで気軽に立ち寄れる場所、お茶でも飲んでゆっくり話ができるようなところでありたいと思っています。

     平城公民館が、皆さんにとって、“学びの場”であるだけでなく、ほっとできる居場所であり、誰かとつながれる安心の場となれるよう、これからも職員一同努めてまいります。

     今年度も、多くの皆様との新しい出会いを楽しみにしております。どうぞお気軽に平城公民館へお越しください。お待ちしております。

    [2026年6月]